第14章 アップルパイよりも甘く ♥︎ 〜孤爪研磨〜
研磨くんがあたしの下着に手をかける。
恥ずかしくて身をよじるけれど、そんな抵抗なんて無駄だったみたいで、するすると簡単に下着が剥ぎ取られてしまった。
「結木…こぅいうこと、したことある?」
研磨くんの問いかけに、首を横に振る。
「そっか…ハジメテなんだ」
ゆっくりと、あたしのナカに沈んでいく研磨くんの指。
細くてしなやかだけど、男の子の手。
それが、1本から2本に増やされた時、鋭い痛みが走った。
『いっ…!!』
「ごめん、ゆっくり…するから…」
最後まで、させて。
苦しそうな、泣きそうな…不安げな表情で研磨くんが言うものだから。
あたしは頷くことしか出来なかった。
…だけど、これはあたしの意思。
あたしも研磨くんとしたいから。
『ゆ、っくり…なら、だいじょぅぶ…』
「…うん」
あたしがそう言うと、研磨くんは優しく、優しく。
凄く丁寧にあたしの身体を解してくれた。