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SHELTER【気象系BL小説】

第9章 HEAVEN


「潤…?」

5人で囲む丸テーブル。
ニノが身体を乗り出して、肘をついた。

「ん?」
「どうしたの?さっきから喋ってない」
「いや…嬉しくてね…」

スーツの袖のカフスをいじりながら、微笑んでる。

「これでやっと、第一歩だから…」
「…うん…そうだね」
「ここがスタートラインだもんな…」

スーツを着てる3人は遠い目をした。
俺と智は、ただそれを見守っていた。

俺は…この人達についていこう。
そう思ってる。

「エリアBと、日本国を…ひとつにしよう」

現在、日本各地にあるB地区を総称して”エリアB”と呼んでいる。
全世界共通の呼び名だ。
日本国では”統一B”なんて呼ばれてるらしい。

「暫くC地区の監視体制を強化しないとな…」
「ああ…俺達の独立の機運に乗って良からぬことをされちゃかなわんからな」

現在、C地区には殺人犯や強盗犯など凶悪犯を含む、旧刑法に拠る犯罪者を収容している。
政治犯や思想犯は今はB地区へ移した。
一年ほど前からB地区に収容されているメンバーで、C地区の監視と運営を行っている。
そのため、C地区の軍部は撤収している。

ニノの言っていた、おとぎ話みたいなことが段々、実現していっている。

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