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黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの

第7章 涙の告白



どれほどの時間唇を重ねていただろうか。
ドォーン!という花火の音に現実に引き戻された。


赤「花火が始まったみたいだな。」
「ん…///」

どうやらキスに照れているようだ。
下を向いてオレと目を合わせないようにしている。
絢はどうしてそう一つ一つの行動が可愛いんだろうね。

赤「絢…どうして下を向いてるんだ?」
「恥ずかしいから…」
赤「そうか…この祭りの花火をカップルで見ると永遠に別れないそうだから絢と見たかったんだが…」
「え!?」

慌てて顔を上げる絢。

チュ

赤「やっとこっちを見たね」
「~~~!!」

まだキスし足りなかったんだ。
絢は真っ赤になって怒っていたけどね。
それすらも可愛いのだから絢は本当にすごいよ。

しばらく二人で花火を見ていたのだが…

「あ!みんなに連絡してない…心配してるかも」
赤「…オレはもう少し二人きりでいたいんだが。」
「だぁめ、みんなの所に戻ろ?」

そう言って歩き出してしまった。
さっきまでのオレじゃなきゃ嫌だと泣く彼女の姿はどこへ行ったんだ。

仕方なく歩き出す。
もちろん手を繋いでね?

「あ、赤司くん手がっ…///」
赤「手がどうかした?」
「~…ほんと意地悪…」

彼女は恥ずかしがってはいたが、嫌がりはしなかった。
手を繋いだままみんなの元へ向かった。

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