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【黒バス】シュガーポット

第4章 おうちデート


規則的な包丁の音が部屋に響く。
手際よく食材を調理していく桜の姿をじっと見ていた緑間。
「上手だな」
「小さいころから料理は好きだったからねー」
手は休めずに答える桜。
「手伝いたいが…その…料理は苦手なのだよ…」
「そうなんだ。器用そうなのにね」
くすくすと笑う桜。
緑間はそっと立ち上がると、桜の傍まで来た。
「どうしたの?」
「いや…その…エプロン姿とか…いいものだな…」
「新婚さんみたいで?」
「そ、そこまでは…いや…将来的には…」
独り言を言う緑間を横目に、桜は微笑した。
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