第5章 歪みに飲まれる愛

「お揃い？
チャント着けてる所見たかったな
まぁ、取っちゃうんだけどね」

乱暴にズラすと
可愛いサイズの胸が
身体の震えを受けて揺れる

「ヤバ…
小さいのは好みじゃないのに
…超美味そう…
声…我慢しなよ？
クロちゃんに…聞こえちゃうからさ」

意地悪に笑いかけ
まだ柔らかい突起に吸い付くと
喉に息が張り付く音が
口から漏れる

「良い子だね
でも、我慢が要るのは
これからだよ」

柔らかい突起を舌先で転がして
硬さを確認する様に
甘噛みすると
ビクビク身体がバウンドする

ヤッバ…無理矢理は
全然趣味じゃないし
どちらかと言えば
最低だって毛嫌いしてたのに

彼氏も居て幸せなこの子に
こんな事をするなんて
悪魔みたいだ、とか
好きな子なのに
こんなの最低だ、とか
理性を繋ぐ糸が
絡まって来ようとしてるのに

止まらないよ

悪魔でも良い
クズでも最低でも
構わない
君がどうしても
欲しいんだ。

「コッチは解放されたと
思ってた？
甘いね…止めるわけないだろ」