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放課後の図書室
第14章 俺俺少女と図書委員長
「僕は君と付き合う気もないけどっ‼︎」
「えー、酷‼︎ 麻宮さんとは付き合いたいと思ってるくせに」
…え?
「だーかーらっ‼︎麻宮さんとは付き合いたいんだろ?」
「ちょ、なんでそれ…⁉︎」
水室葉月はまたにっこりと微笑み、僕だけに聞こえるくらいの大きさで囁いた。
「ホントは、『千陽ちゃん』じゃなくて『千陽くん』なんだろ?」
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