• テキストサイズ

放課後の図書室

第4章 僕とアイツの日曜日


「実音…早くしろよ。もう、僕帰りたいし…」

「ううん…」

実音は僕を無視してまじまじと本棚を見つめる。

「あっ‼︎コレいい‼︎」

「いいやつ見つかったか⁉︎」

「はい‼︎」

良かった良かった…

これで、家に帰ることができる。

「じゃ、また明日」

「え‼︎」

え?

「今から図書室行くに決まってるじゃないですか〜‼︎」

あったりまえじゃ〜んというように実音は僕を見た。

「では、レッツゴー‼︎」

「またかよ⁉︎」

僕が家に帰るのはいつになるんだ…
/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp