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放課後の図書室
第4章 僕とアイツの日曜日
「実音…早くしろよ。もう、僕帰りたいし…」
「ううん…」
実音は僕を無視してまじまじと本棚を見つめる。
「あっ‼︎コレいい‼︎」
「いいやつ見つかったか⁉︎」
「はい‼︎」
良かった良かった…
これで、家に帰ることができる。
「じゃ、また明日」
「え‼︎」
え?
「今から図書室行くに決まってるじゃないですか〜‼︎」
あったりまえじゃ〜んというように実音は僕を見た。
「では、レッツゴー‼︎」
「またかよ⁉︎」
僕が家に帰るのはいつになるんだ…
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