第1章 平川大輔さんとの恋(微裏)
平川さん視点。
今日は夜の9時に仕事が終わり、このあとは友達数人と飲みに行く約束だ。
pi、pi、pi…
「はい、もしもし」
『あ、大輔?もう皆集まってるから』
今日、一緒に飲む友達の1人だ。
「場所はどこかな?」
『えっと、-××の、×の所ー』
「わかった、すぐ行くね」
『りょーかい』
電話ごしで『大輔、すぐ来るってー』と言う声が聞こえ電話が切れる。
「ふぅ…」
つかまえたタクシーに乗り、行き先を伝える。
少しウトウトしている間に目的地に着く。
料金を払い目的の店に入る。
定員に案内され個室に入ると、にぎやかな声が聞こえ、皆がこちらを向く。
『おせーぞ、大輔!』
『あはは、本当だよー』
皆が文句を言う中、僕は懐かしい顔を見つける。