白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]
第12章 【LONGING】-願望-
黙ったままの姫凪に
「…無理矢理…とか…?」
ドクドクン。
また一つ早くなる心臓
絶対何かされたんだ
泣かさないって言ったくせに
アニキへの不満が
頭の中に飽和されようとした時
『姫凪になんにも
させてくれないー!!』
姫凪の叫び声が
「はい??」
飽和した頭の中に風を吹き込み過ぎて
『他の人にさせてたら
どーしよー!!
蛍くん!姫凪そんなに
子供??なんにも
出来ない子っぽい!?』
ゴチャゴチャにかき混ぜられてく