• テキストサイズ

白昼夢第2幕【太陽の出づる場所】月島明光[®18]

第22章 VOID-からっぽの- 


『姫凪あの人の所に
連れて行かれるの?
ねぇ?助けて?
姫凪…イヤ…怖い…』

縋る声は

「……早く着て下さい
お部屋で待ってて下さいね」

届かない

無理矢理服を着せられて
髪を整えられる

「姫凪、行くぞ?
オレが連れて行くから
下がってろ」

「はい、マコトさん」

私の味方は

誰も居ない
/ 1320ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp