• テキストサイズ

白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


『居ちゃダメ!姫凪だけが
良いけど…だめ…かな…?』

笑顔よりもある意味唆る
縋るような目付き

「ダメなら、迎えになんか来ない
お疲れ様。一緒に帰ろ?」

頭を撫でると

『うん!わーい!姫凪
蛍くんと帰るーー!』

ピョンピョン跳ねて僕の腕に
絡みつく小さくて暖かい感触

懐かしくて 嬉しくて
なにより愛おしくて

手をシッカリ繋いで家路を急いだ
/ 2295ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp