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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第5章 涙の温度
「そのツンツン加減本当にツボる♡
ねー♡蛍くん♡」
払っても払っても掴まれる手に
閉口してると
『け、蛍くん、蛍くんって!
何回も呼ばないで!アナタ誰ですか!?』
姫凪が涙目でその女の人を睨む
ちょっと…可愛すぎるんですけど……
「蛍くんに聞いたら?教えてくれるかは
別の話だけどー♡」
性格悪すぎでしょ!!
いくら綺麗でも無理!
って言うより
この眼の前の子に夢中だから
誰に誘われても無理なんだけど
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