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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


「だから…」

出された携帯を押し返そうとした手が
イキナリ暖かさで包まれた

『や、やめて貰っていーですか!?』

小さな小さな壁が
僕とその女の人の間に割り込んできた

「布施?」

「だれ?この子?
小学生?かな?
子供がこんな遅くに出てちゃダメだよ?
あ、妹?とか??(笑)」

姫凪の頭をポンポンと叩いて
女の人が笑う
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