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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


『お腹いっぱい!ごちそうさま!』

お弁当箱の蓋をパタンと閉じる 

「はぁ?それだけ?キミ本当に
死ぬよ?死にたいの?
ガリガリ過ぎるから」

僕の半分もないお弁当を
食べてお腹を撫でてる

『だって〜…お腹いっぱいだもん』

唇を尖らせて僕を見上げる

あ、その顔やばい。
チューしたくなる

あの日抑えつけてしたキスや
あの日寝る前にいっぱいいっぱいした
キスを思い出して
やばい位ムラムラするんだけど。

二人だけの時間欲しいけど
コレちょっとやばいよね?

保健室の二の舞でしょ?

うん、やっぱり
しばらくは試運転がいいのかな?
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