第5章 涙の温度
悪い子な訳ねぇだろ?
「世界一優しくていー子だよ姫凪」
『明光…泣かないで…?』
「泣いてる…けど。悲しいんじゃないから」
これは多分、嬉し泣きの方だ
「姫凪を好きになれてよかった」
『ホント?』
「ホント…お前最高…好きだよ姫凪」
この先誰を好きになっても
お前の事はずっと大切だから
『嬉しい…姫凪も…明光が…』
「くん。明光くん。だろ?(笑)」
戻ろう?一番最初まで
3人で庭で駆けまわってたあの日まで
戻そう。俺の可愛い妹だって言って
お前が嬉しいって笑ってたあの日まで
それなら離れなくても
やってけれるだろ?