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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


「別に…。」

無関心を装う蛍にまた苛立つ

「別に。なんだな?わかった。
じゃあ、もう、なんもすんな。」

ビクっとこっちを見る蛍に続ける

「どういう事?って思ってる?
中途半端に構うな
姫凪が傷つく
って事だよ
他に質問は?」

なんも分かってないよお前。

「なんだよ…それ…僕は…!」

「奪う度胸も無いくせに
イキがんなよ?
俺に張り合いたかったら
それなりの根性見せろ、蛍。」

そんなヤツには
ヤッパリ姫凪は譲れない
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