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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第4章 たかが恋?


引き戻された思考は
薄れてた意識も約束も
思い出させた  

蛍くん…… 


帰れそうにないよ
約束やぶっちゃう…ね

ゴメンネ

帰り待っててくれるの嬉しかった
隣で寝てくれるの幸せだった
キスもハグも小さな喧嘩も
全部全部…イッパイ…イッパイ
幸せだったよ


後でイッパイ謝るから
もう戻れなくても 

何度でも………

聞き流してイイよ

許さなくてもイイよ

私は許される資格なんかない

愛される資格なんか

もっと………ナイ

再び薄れる意識の中で
明光くんが私を呼ぶ声だけが
聞こえた
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