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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第10章 われてもすゑに…。
「オカシイ…よ…でも…」
マコトがギュッと
私の身体を抱き返して
「イヤ…じゃない…かも…」
ポツリと呟いた
『そっか、良かった。』
ヨシヨシと頭を撫でると
「…姫凪…ごめん…
痛くしてゴメン…
悪い事して…ゴメン……」
撫でてる手を掴んで
マコトがゴメンを繰り返した
『うん、大丈夫
姫凪いっぱい友達出来て
いっぱい励まして貰ったから
もう平気なのよ
お姉ちゃんは強いのよ』
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