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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第10章 われてもすゑに…。


怖いんじゃない

ただこの子が

哀れに見えただけ

小さい時に
一人だと思ってた
誰からも愛されてないと思ってた
自分とそっくりで

可哀相に見えて

泣いただけ

『可哀相な子…友達居ないの?
一人なの?
マコトは幸せじゃないの?』

私の言葉にマコトは
目を丸める

「なに言ってんの?オマエ」

『怖いから苛めるの?
でもそれじゃズット一人…んーー!』

私の声がマコトの手で塞がれる
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