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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第8章 野心を抱く者


「指だけなのに(笑)」

私の顔を見て笑う顔は
意地悪でも捻くれてもない

嬉しそうな蛍の素顔

私しかきっと知らない
満たされた時の顔

ハジメテ結ばれた時に見た顔と一緒で
私を満たしてくれる顔

『蛍だったら
チューだけでも姫凪
イケそうよ?』  

軽いチューを何度も重ねて
笑うと  

「じゃあ次はそれ試す??」

と、キスの嵐が降る

『夜はそれにしよっか?』

「それは嫌だ。夜は
何が何でも挿れる
準備運動して待ってなよ?」

"場所は後で考えよ?"

と首元で囁き
そのまま痕を残す

「付けとかないと。虫除け」

クスッと笑う蛍に
私も同じ証をつけて
体育館に戻った
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