第1章 3年間の片思い
そしてついに私 あいは、藤野先生と同じ大学に合格することができました
最初は、もしずっと先生のこと好きでいれたとしたら卒塾するときに告白するつもりだった
もちろんサヨナラと一緒にね
でもそんなのやーめた
漫画の1ページっぽくていいかもしれないけどね
『おめでとさん! 難しかっただろ、よく頑張ったなー』
「これで藤野先生の後輩だね」
『馬鹿な後輩ができちゃったなぁ』
「先生 酷い」
『サークルどうするの?さすがにまだ決まらないか』
「あ、話し変えたっ
決まってるけど馬鹿言われたから教えない!でも音楽系のかな」
『へぇ、音楽系のか、俺のサークルと対立しそうなとこに入るんだな』
先生ごめん、同じサークル入るつもりです
『あ、くれぐれも大学で先生とかやめてくれよ』
「え、無理かも」
『まぁそんなに喋る機会あるかわかんねぇけどな』
「あるって、無駄に絡みに行ってあげるね」
『やめろ笑』
3年間の片思い
いよいよ4年目になるんだね
先生、大学でいつか伝えます
好きです