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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第11章 グレイscene4


「和也…俺のことが信じられないのかよ…」
「…そうだね…」
「ふざけんな!」

ドンっと俺の顔の横に手を付く。
俺達の間にあったシャワーの中に智が入ってくる。
細かい霧のようなお湯が飛んでくる。

「お前しか見てねえよ…」
「嘘…」
「嘘じゃねえよ!」
「じゃあなんで…なんで俺の言うこと聞いてくれないんだよ!」
「…え?」
「後一回、公演あんだろ…?俺、ここでヤったら保たないって言ってんのに…なんでやめてくんねーんだよ…」
「和也…」
「俺はあんたの性欲処理の人形じゃねえんだよ…」
「違う…そんなこと思ってない」
「じゃあなんなんだよ!これは!」

悲しい…なんでこんな…
耐えられなくなってシャワーブースを出ようと身体を翻した。

「待てよ!」

ぐいっと腕を取られてよろけた身体を抱きしめられる。

「離して…」
「いやだ」
「智は俺のことなんて好きじゃないんだよ…」
「違う…」
「もうやだ…嫉妬とかすんの…嫌だよ…」
「和也…ごめん…」

抱きしめられた腕が解かれる。
身体を智のほうに向けられたと思ったら優しく唇が重なった。

「ごめん…お前が疲れてるのわかってたつもりなんだけど…我慢できなかったんだ…」

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