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忠義と私。
第4章 翌日
「入院中、紗佳がおらんくて寂しかったしな、みんなが御見舞来てくれた時もさ、紗佳は安とか亮ちゃんの方が好きなんちゃうんかなって思ってん。」
そうだったのか。
「だからな。」
うん。
「俺何があっても紗佳が好きやから。大好きやから。」
目から涙がでてくる。
「ドラマとか映画で女優さんと恋愛系のシーンとかあるけど、絶対好きにならんからさ、信じて。」
私も忠義以外の人は好きにならない。
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