第3章 離さない、汚してあげる。
ヌプッ
牡丹の下の口に指を入れるハヤト。締め付けが凄いと思った。
「きゃぁっ!」
突然の行動に牡丹は悲鳴をあげた。
ハヤトも驚き耳にキンっと響く。
これは…。
牡丹は相当大切に育てられてきたんだと、ハヤトは実感する。どうやら汚れを知らない。
「初めてなのか。」
「…は…ぃ。」
牡丹はビックリして目を見開き、コクリと頷く。
ハヤトはその姿に興奮する。だが、ここはポーカーフェースで表情から感情を悟られないようにする。
「じゃあ、初めての思い出を忘れられないように
深く刻んであげるね。」
「えっ…?」
「…汚してあげる。」
暴れられると困るので、ハヤトはネクタイを牡丹の手首に巻きつける。
まだ昨日の跡が残っていたが、そんなことは御構い無し。
ヌプッ
再び、牡丹の下の口に指を入れる。
ヌプッ…ぐちゅぐちゅ…
掻き回す度に、小さく声を漏らしながら顔を真っ赤にする牡丹の顔に興奮をしていることを、悟られなようにするハヤト。