• テキストサイズ

カラフルⅡ【気象系BL小説】

第17章  ショコラ scene2


少しほっとしたけど、それでも雅紀は納得がいっていないみたいだった。


「ほら…俺じゃ詳しく説明できないから、先生のとこ行こ?」


「…でも…」


「おまえ…これ以上わがまま言うなら、餌あげないぞ!」


「えっ?餌ってなに!?」


「俺のフランクフルトだ!」


部屋が沈黙に包まれた。


「おい…俺の渾身のギャグを殺すなよ…」


「ごめん翔ちゃん…さすがの俺でもフォローできなかった…」


すんっと鼻を鳴らしながら、雅紀は俺の懐に飛び込んできた。


もう…完全に犬じゃねえか…


髪を撫でながら抱きしめてやると、雅紀はぎゅうっと俺に抱きついてきた。


「翔ちゃん…ごめんね…?」


「何がだよ」


「また本物さん連れて来ちゃって…」


「いいよ別に…俺と居たら、怖くねえだろ?雅紀」


「うん…全然怖くないよ…ありがとうね」


「礼なんか言うなよ…」


背中を撫でていると、雅紀が段々と落ち着いてくるのがわかった。


「さ、風呂入ってこいよ」


「うん。行ってくる」


身体を離すと、雅紀は俺の唇をべろりと舐めてバスルームに向かった。


かんっぜんに、犬だ…アイツ…
/ 1015ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp