第1章 憂鬱、混乱、そして出逢い
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土方「ここだ。タオルはここに置いておく。
服も着替えたきゃ男物で大きいかもしれねーが
これをき着ておけ。あと、その…」
「どうしたんですか?」
さっきとは違う表情でまた言葉を詰まらせる土方さん。
土方「いや、その、あれだ、悪いが下着は…生憎持ち合わせねーからよ…」
手で口元を覆い沿っぽを向いて土方さんはそう言った。
下着なんて言葉を口にして顔を赤くする男の人なんているんだね。
そんな姿が何だか可愛くて笑ってしまった。
下ネタとかバンバン言ってるのが当たり前だと思ってた。
「ふふ、土方さんも案外純なんですね。」
少しイタズラに笑って言うと更に顔を赤らめて、
土方「うるせー!さっさと入ってこい!!」
怒られたので大人しくお風呂に入る事にした。