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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第4章 君に届け(丸井ブン太✴︎夢✴︎WEBリクエスト作品)完結


『あれ…?ブンちゃん?』

声に驚いて振り向くと
買い物袋を手にした
姫凪が立っていた

「姫凪!?驚かすなよ」

『え?ごめん…って、別に
驚かすつもりはなかったし!
てゆっかなんでブンちゃんが
こんな所に居るの?』

「散歩?」

『この寒いのに?変なの(笑)』

姫凪がクスクス笑う
久々に間近で見る
姫凪の笑顔は
ヤバイ位に俺をときめかせた

「姫凪は…買い物?」

赤くなりそうな顔を必死で隠す

『うん。本買いに出る所で
母さんに捕まって何か色々
お遣い頼まれちゃって…』

「重そうだな。持ってやるよ…」

買い物袋を持ち上げる

『いいよ…家スグそこだし…』

「送ってやるって。イヤなんか?」

いっそ嫌だって言われりゃ
吹っ切れると思ってわざと言ったのに

『ううん!嫌じゃない…
嬉しいよ…アリガトウ…』

姫凪が笑っていった
チクショウ…
可愛すぎんだろぃ…

ますます俺の気持ちは
姫凪に引き寄せられる

「何か久々だな。2人で話すの」

『そうだね…何か緊張しちゃう』

途切れ途切れの会話に
ますます空気が張り詰める

「あ~っと…そういえば
赤也と巧く言ってんのか?」 

ネタに困って 
聞きたくもない話題を振る

『…うん♪まぁね☆』 

「…いってんのか…そっか…」

自分で聞いたくせに声が曇ってしまう

『ブンちゃん?どうしたの?』

姫凪が俺の顔を覗き込む。

「え・・・・っと・・・・・」

言葉が続かない
2人の事が気に掛る
何処でデートしたのか
もうキスをしたのか
頭に要らないことばっかり浮かぶ
まぢヤバイ…
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