第15章 ♡それが痛みでも（五色工）完結

「大丈夫ッスよ！！
知ってますから！！」

ん！？今なんて！？

『知ってる…って？』

「姫凪さんが…天童さんを
好きな事とか…その色々！！」

じゃあ…なんで？

「でも！俺が好きな事は変わりませんし！
もしかしたら！とか思ってますし！
なにより！姫凪先輩と
居たいですから！」

若利以上のドストレート来ちゃった！

真っ直ぐ私だけ見て話す目
裏表なんか微塵もない笑顔に
不覚にもドキっとしてしまう。