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お好きな松を[おそ松さん]R18

第6章 ヤンデレなトド松はどうですか?


そして、今日。







完全に、私はトド松くんの闇に触れてしまった。







今日はトド松くんの家でデートの約束をしていた。


「ね、他の兄弟出掛けさせるから、

お家デートしてみたいなぁ…?」


お得意の上目遣いで私を誘う。

そんなトド松くんを断ることなんて出来ず、


「うん!いいよ」



けど、それがいけなかった。

なんで私は了解をしてしまったのだろう。

前々からトド松くんは少しおかしかったのに。




そして、4時間前、

私はトド松くんの家に来た。


「あっ来た来た!ちゃん♡

どうぞ入って!!」


「おじゃまします…!」



2階に通されて、2人はソファに座った。



最初はたわいのない話をしていた。

トド松くんのこと、私のこと。

平和な時間で、楽しかった。


本当に。





話題は変わって、私のバイトの話になった。


「それでね、私のバイトの男の子がさぁ、

本っ当におかしくって……?」



気付くと、トド松くんは私の手に自分の手を重ねていた。



「ね、男の話はさ、やめよ?」



「…へ、」




いつもの可愛らしいトド松くん、


ではなく、


いつになく真剣な表情で、そして、


目には、光がない



「…わかんないの?

……はぁ、前々から思ってたんだけどね




僕以外の男の話をしないでくれないかな。」



トド松くんは、きゅっと私の手を握る。



「え、あ、」



「なに、出来ないの?

そのくらい出来るよね?





じゃあ、わかった。


もう他の男と話さなければいいんだよ!


ね、そうでしょ?」


「え、え、?」


淡々と話を進めるトド松くんに戸惑いが隠せない。

他の男と話さない?


「…ちゃんは僕だけのモノなんだから、

他の男なんか必要ない。

僕だけがいればいいんだから。」


呆然とトド松くんを見つめる私を

トド松くんは抱きしめた。





「もし、他の男と話したら、








僕、







監禁、しちゃうかも。」
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