第14章 Coo Coo
智と潤が来た明くる日。
皆で群馬観光にでかけた。
潤の車が8人乗りだったから、皆で乗り込んででかけた。
最初に行った雑貨屋さんで、俺達だとバレそうになって慌てて変装した。
すごく妖しい集団になったけど、バレるよりマシ。
前橋市内を彷徨って、なんだか凄く人が並んでるところを見つけた。
なんだろうとスマホで調べると、有名な焼きまんじゅう屋さんだった。
「あっ!潤!ここ!」
智がはしゃいだ声を上げる。
「あ、ほんとだ。ここだ」
座席の横からチラシを取り出した。
俺にそれを渡してくれるから、見たらちょうどここのチラシだった。
「へえ。焼きまんじゅう、懐かしいな…」
串で刺して焼いたまんじゅうに甘辛いタレを絡めて食べる。
子供の頃から、ばあちゃんちに来ると必ず食べてた。
「俺買ってくるよ」
智が身を乗り出す。
「え?皆で行こうよ」
「バカ…こんだけ人が居るんだぞ…?俺だったらオーラないから平気だから…」
「あっ…でも智…」
俺が止める間もなく、智は車から降りていった。
車を近くの路上に止めて、そっと智を伺っていると、案の定、絡まれてた。
だから…お前のファンは特殊なんだから、何してたって見つかるんだって…
慌てて変顔を作る智を見ながら、皆で爆笑した。