• テキストサイズ

Bitter Sweet【気象系BL小説】

第2章 ショート集


和也side




「かーず。」


兄貴が俺の手を握る。


「っんだよ…」


とか言うのは、照れ隠し。


兄貴はそれをわかってくれるから
ニコニコ笑う。



「和、かわいー♪」

「んなっ……///」



俺が顔を赤くしてると
兄貴が頬を揉んだ。



「んふふ、ぷにぷにだね」

「う、うっさいっ」

「可愛いね。」

「だ、黙れっ」



兄貴がちゅっとキスをして、
俺を抱き締める。



「ね、和…也先生。」



たまたま大野先生が
通り掛かったから
呼び方が学校になった。



「なーんですか。」

「えーっとぉ…」

「雅紀先生?」

「好き?」



首を傾けて俺に聞く兄貴。

…それ、反則じゃね?



真っ赤になりながら頷く俺を見て
満足そうに微笑み、また、俺の手を握る。



「おーのせんせー、
保健室借りまーす」

「え、あに、雅紀先生っ!?」

「あ、いーよぉー」



…大野先生も緩いし!


……バカ兄貴。
大好きだよ。このやろー。


ごめんね。翔にぃ。

こんなエロい兄弟で。



「っあ……ちょ、あに…っ」

「ね、和、幸せ?」

「ばっか…幸せだよ…」



ーALL ENDー
/ 123ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp