第9章 ♠熱が・・・
潤side
熱のせいか、ほんのりピンクに染まった雅紀のほっぺがかわいい(///ω///)
しかもだ、いつになく素直なのが堪らん!
俺のテンションはドンドンおかしな方向へ向かってるような気がする…
雅紀が口を‘’あ~ん‘’って開けると、俺はその中を覗き込んだ。
「あ~、これはいけませんね~」
素人目に見ても、喉が真っ赤に腫れてるのが分かった。
「さて、次は胸の音を聞いてみましょうか?」
トレーナーの裾を捲り、荒い呼吸で上下する胸に、流石に聴診器は持ってないから耳を宛てた。
勿論、掌で胸の突起を撫でながら。
「ちょ、ちょっと…や…ん」
雅紀の呼吸は乱れ、脈打つ鼓動はどんどん早くなる。
「これは…重症ですね…。お薬を処方しましょうね」