第26章 ホワイト
その日もキッチンで軽く洗い物をしていたら、盛ってきて。
危うくヤられそうになった。
耳を舐られて、後ろから固いものを押し付けられて。
思わず流されそうになった。
けど、勉強部屋にはカズヤがいる。
「相葉さんっ…だめだって…」
「なんで…和…」
「ばかっ…カズヤいるだろ?」
「大丈夫。気づかないから…」
「ばかばかばか…」
「宮城の夜は、あんなに…」
「やっ…バカっ…それを言うなっ」
「俺のこと好きじゃないの?」
「好きだって…好きに決まってるだろ…」
そう言うと、相葉さんに向き直った。
深々と唇を奪ってやった。
キスだけで満足しやがれ。
あいばか。
そう思っていても。
相葉さんの熱に浮かされるように俺も高ぶってしまって。
そのままずいぶん長い間キスをしてしまった。
「これ以上は…だめ…」
そう言って背中を向けた。
そしたら後ろから抱きつかれて。
「そういう和が大好きだ…」
そう呟くとキッチンを出て行った。
後に残った俺は、キッチンの床に座り込んでしまう。
バカ…