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カラフルⅠ【気象系BL小説】

第12章 オセロscene1


「ちょっ…本格的じゃん…!」


嬉しくて思わず言ってしまった。


素人はなんでもいいやって、適当な縄を使うけど、潤の持ってるものは相当いいものだった。


「…やっぱり…結構やってるんだね?雅紀」


見ぬかれてしまった…


「そ、それじゃ…」


コソコソと帰ろうとした。


しかし、進路を潤に阻まれてしまう。


なんとか避けて、玄関に繋がるドアを開けようとして、後ろからドンされる。


ドアドン…


恐る恐る振り返ると、目をキラキラさせた潤がいた。


「な、なに?」


「教えろ」


「え?」


「蟹縛り教えろ!」


とはいっても…


こいつの不器用さは、話にならなくて。


基本の縛りすらできない。


まあ、舫い結びもできないくらいだからな…


あんなの俺だったら朝飯前だった。


「潤……諦めたほうがいいんじゃね?」


「いやだ!絶対できるようになりたい!」


「だって、お前、絶望的だよ?」


「練習するから!ねっ!」


「無理だお…」


仕方ない…


「潤さ、どうしても緊縛じゃないとやなの?」


「え?」


俺はカバンから、手錠を取り出した。


「こういうのじゃだめなの?」


「これ、どうしたの?」

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