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夏休み(完結)

第2章 海


「お、着いた!」

「きゃーっ!海―!」

わー、綺麗…

空と同化した海が波立っている。

「峰、俺らの荷物持ってってテント張っといて!」

うわ―、 カワイソ―

第三者って一番楽。
見てみぬ振りは自分でも酷いな、とは思ってるけど。
今莉愛なんか庇ったら立場が変わる。
この歪んだ世界が一番心地良い。

「桜音、私らも海行こっ!」

「うん!」


まぁ、あんたはそこでテント張っといて砂遊びでもしときなよ?リアちゃん。
























「……………」


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