第2章 海
「ねぇ、お腹空かない?」
「え、私はまだ空かないよ?」
「えぇ~もぅ一時だよ~食べようよ!」
「ったく…」
私は独りぽつんといるリアに昼ごはんを頼んだ。
「リア、私カレーうどん食べたい!」
「桜音カレー好きだもんね、あ、私焼きそば。」
「分かりました…テント、海の家の近くに張っておりますので…」
「ねぇ―!みんな―!テント、海の家の近くにあるんだって―!ご飯食べよ―!」
「おぉ―、了解でーす!」
「あのさ、桜井、」
「ん、何?」
「メシ食ったら、後で二人きりになりたいんだけど…いいか?」
「え?いいよ?」
あれだな、絶対あれだな。
楽しみに待ってるぜ!