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火神とバスケ
第10章 「さよなら…だ…」
「…なんで言ってくれなかったの?」
「ゆあを…泣かせたくなかったから」
「泣くって…ひっく…分かってるなら…そんな約束しないでぇ…」
「………ごめん」
大我が大好き…
それだけで良いと思ってた…
今ならわかる… 相手を想うだけなら、ガキでもできる。
でも……
「あたしは大我の彼女だもん…大輝の所には行かない」
「……ゆあ…」
相手のことを考えてあげるのが大人なのかなって…
でもそれだと2人とも不幸になるだけ…
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