第1章 さいしょ
おそ松「ふーん・・・事故で身寄り無くして天涯孤独で、イヤミに拾われたけど養えないからデカパンとこで療養中・・・か」
チョロ松「まあ、確かにイヤミが養えるとは思えないし・・・デカパンの所ならそれなりに場所もあるし、ナイスアイディアだったかもね」
デカパンを脅して吐かせた。
最後まで渋ってたけど、一松が虎を召喚しようとした所でギブアップ。
いやあ、お兄ちゃんの言いたい事を解ってくれるなんていい弟達だ。
トド松「でも、点滴とかしてなくて良いの?
療養ってもっとこう・・・ベッドとかに寝かせて点滴で栄養を補うってイメージあるんだけど」
デカパン「・・・・・・植物状態なのは、身体じゃないダス」
カラ松「身体じゃ、ない?」
デカパン「トラウマが原因だと思うダス。・・・・・・両親は、あの子の目の前で死んだらしいダス・・・それが、トラウマになって・・・・・・精神的に植物状態になってしまったんダス」
おそ松「・・・・・・なるほど、ね・・・。
だからデカパンは名無ちゃんに手料理持ってってた訳だ?
いつでも食いやすいように、台をめっちゃ低くして」
頷くデカパン。
なるほど。
納得。
余計な物とかを何にも置いてなかったのは、あの子に余計な事とか考えさせないようにしてたのか。
・・・両親に、目の前で死なれちゃ・・・。