• テキストサイズ

【おそ松さんR18】君がため

第29章 泣きたいときは《十四松END》




わたしが躊躇っていると。

十四松くんが、わたしの首筋に顔を埋めて優しくキスをしてきた。


「んっ……」

十四松「ね、ほら……もっとぼくに見せてよ」


ちゅ、ちゅ、と音をたてながら、十四松くんは、そこに赤い花を咲かせていく。

そして、わたしのパジャマのボタンを上からひとつずつ外し、お腹から胸にかけてをさわさわと手のひらで触った。


「ん…やっ……」


自然と、息があがっていく。


十四松くんの手が、わたしの胸の突起に触れる。

くりっと指先で愛撫し、今度は唇を近づける。

ちゅうっ、と音をたててしゃぶりつかれれば、わたしの身体は面白いくらいに跳ね上がった。


「あああッ……ん、ああっ、やッ!」

十四松「ちゃんとできたら、気持ちいいこと、もっとたくさんしてあげる。だから、切って? ね、さくらちゃん?」

「う……うんッ…」


頭がぼーっとして何も考えられない。

わたしは、十四松くんに言われたとおりに、すでに血まみれの左手首にナイフをあてがい、そのまま勢いよく切りつけた。


「……ッ、あ」


痛い……でも、これで十四松くんに信じてもらえるなら……

これで十四松くんの気持ちが少しでも楽になるなら……


十四松「あははー、さくらちゃんの血、真っ赤だね!きれー!」


十四松くんは、いつもの無邪気な笑顔を咲かせて、わたしの手首に口づけた。


十四松「…いいよ、さくらちゃんのこと信じてあげる! 仲直りにエッチしよう?」

「うん……うんっ……」


これが異常であるということは、わたしだって分かっていた。

でも、もう止められなかった。


十四松くんは、ふたたびわたしの乳首を口にふくみ、甘噛みするように口の中で転がした。

そして、それをしながら、右手でわたしのパジャマのズボンをおろし、下着の中へ手を入れた。


「十四松くんっ……んあ…」

十四松「さくらちゃん、かわいいよ… すっごく…かわいい…」


十四松くんは、愛撫をしながら、まるでうわ言のように言う。


いつもは、無邪気で子供みたいな十四松くんが、

わたしに興奮してくれている……

その事実が、どうしようもなく嬉しい。


十四松「ね、今日はバックでシよ? 流しに手ついて」


そう言って、十四松くんは、台所のシンクを指差した。



/ 464ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp