第6章 俺様との再開!
「せ、青学…テニス部…のマ、マネージャーの…越前スズナ…です」
「越前?てことは、越前リョーマの妹!?」
「あ、はい…そうです…」
「と、言うわけだ。だからスズナは、正真正銘マネージャーだ」
「マジかよ…」
「さっきは、悪かったな」
「い、いえ…わた…しも…わるかっ…た…ので…」
良かった~、何とか誤解は解けたみたい。
「それで、氷帝に何のようだ?」
「あ、あの監督さんっている?」
「あ?ああ、今は仕事でいないがそのうち来るぞ」
「そうなんだ、じゃあこれを渡しておいてもらってもいい?」
「ああ、構わねーぞ」
そして私は、景吾に竜ばあからもらった封筒を渡した。
「それじゃあ、私は帰る…」
「まだここにいろ」
「へ?」
なぜか景吾は、そう言ってまた私を抱き締めた。