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おそ松さん!松野家長女は6人の兄がいます。

第2章 兄×6は、私に対して反抗期の頃がありました。




私が、一つ上の兄たちと同じ中学に通うようになってから、兄たちの反抗期は始まった。それまでは、妹の私と一緒に遊んでくれてたのに私が中学に入ってから急に態度が変わった。


『おそ松兄さ〜ん!今日ね、また新しく友達が出来たんだ〜』


当時の私は、一日にあった出来事を必ずおそ松兄さんに話していた。今日の授業はどうだったとか、しょうもない話でもおそ松兄さんは優しい顔をして「へ〜!また一つ大人になったな瑠璃!兄ちゃん嬉しいぞ〜!」って頭を撫でてくれていた。それが嬉しくて私はおそ松兄さんにしょうもない話を毎日し続けていた。
だからその日も、いつものようにおそ松兄さんにしょうもない報告をした。そうしたら…


「は?友達が出来たぐらいでいちいち報告してくんな。面倒くせーな…」


と、見たことのない程の冷たい表情で返された。その日は、おそ松兄さんの虫の居所が悪かっただけだ、と思い込むことにして、次の日にまたリベンジをした。


『おそ松兄さん!今日はね〜』


「なぁ、前から思ってたんだけどさ、いちいち俺に報告する意味あんの?別に俺、瑠璃の生活に興味ねぇし。というか、俺は親じゃねぇんだからな」


と、吐き捨てるように言われた。未だにあの時の、おそ松兄さんの冷たい目は忘れられない。もはやトラウマレベル。


『ご、ごめんなさい…』


私が謝ると、おそ松兄さんは盛大なため息をついて私の前から消えた。
今まで優しい顔をして頭撫でてくれてたのに…裏の顔では面倒臭いと思われていたなんて、しかも私の顔も見たくないから私の居る部屋から出て行ったんだ、と当時の私は思ってしまい、その日からおそ松兄さんに無駄に話しかけることはなくなった。


『カラ松兄さん…おそ松兄さんに嫌われちゃった…どうしよう…』


おそ松兄さんのショックが大きかった私は、カラ松兄さんに慰めてもらおうと、カラ松兄さんに話しかけた。悲しいことやツラいことがあったときは専らカラ松兄さんに相談したりして助けてもらっていた。
カラ松兄さんは、「瑠璃は何も悪くないよ」とかだったり、「それは瑠璃が悪い。謝ってこい」とか、慰めるだけでなくちゃんと叱ってもくれる。
そんな兄さんに助けを求めてみたら。


「そんなことぐらい自分で考えたらどうだ」


と、私の顔も見ないで言われた。

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