• テキストサイズ

薔薇と向日葵

第8章 お酒の味


直人はそのまま寝てしまい、しばらくその寝顔を見つめていた。

お酒の勢いで言っただけで明日になったら「やっぱり違います。」なんてこと無いよね…?

少し不安になった。

明日、もう一度ちゃんと聞いてみよう。

そんな事を思いながら、私も眠りについた。



翌朝。

アラームの音で私は目を覚ました。

すぐ隣には気持ち良さそうに眠る直人がいる。

今日は仕事休みなのだろうか…起こした方がいいのかな。

「直人、直人。」

直人の体を揺さぶると、気だるそうに目を覚ました。

「…シュリ、おはよー…。」

「昨日のこと覚えてる…?」

「うん…ちゃんと覚えてるよ。」

直人は大きな欠伸をして体を起こした。
/ 280ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp