• テキストサイズ

薔薇と向日葵

第4章 大学入学


「…私、頑張るね。」

「おう。でも勉強も大事だけど他のことも楽しめよー?」

「そうだね。」

直人は優しく頭を撫でてくれた。
いつも温かい直人の手。
私はこの手が大好きだ。

つい、この前徹にされた事を話しそうになったが、それは黙っておくことにした。

話せば優しい直人は心配してくれるだろう。
でも、その前にも心配をかけているから、これ以上余計な心配はかけたくなかった。



明日は入学式。
引っ越して来てからの短期間で色々あったけど、本番はこれからだ。

気持ちを新たに、私は大学生活を迎えた。
/ 280ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp