第2章 何気ない日常
___キーン コーン カーン コーン___
6時間目の終わりのチャイムが鳴る
やっと1日の授業が終わった
先生が帰って行く
授業がから解放された気分…
『「んー、眠っ」』
「えっ。」
私が言うのと同時に後ろのほうからも同じ言葉が
聞こえてきてハモってしまう
「お前らほんと仲良いよなー」
「凛と高田面白すぎっ、あははは笑」
周りの友達に茶化される
そしてゲラゲラ笑ってるのは私の親友、千夏
千夏には翔のこと好きとは話せてないけど…
こいつ完璧に感づいてやがる。
「ちょ、千夏…ウケすぎでしょ。」
『何だ凛かよ
まったく同じこと言うなよ
…はぁ……眠い』
「いや、別に同じこと言おうとして
言ったわけじゃないよ?
私も眠いんだもん…」
気づくと翔は私の席に来てた
面白がって千夏も来る