第1章 君といたい
「でも、そんな君が大好きだよ。」
「んっ……沖田さん……」
「ね……もっと厭らしくなって。
もっともっと…僕の為だけに……」
そのまま有希ちゃんを押し倒し、今度は僕が上になる。
「もう数え切れないくらい君を抱いたけど、
その度に初めてみたいだ。
毎回、初めて有希ちゃんを抱いた時のように
僕は……嬉しくて堪らない。」
僕が一段と深く牡茎を捩り込むと
「………ぅんっ……」
有希ちゃんは眉をひそめて身体を震わせた。
「本当に……幸せだ。」
「私も………です。沖田さん……」
うっすらと額に汗を滲ませて微笑んだ有希ちゃんが、両手で僕の頬をするりと撫でる。
「ああ……可愛い。
有希ちゃんは本当に…可愛いね。
…………もう我慢出来ないよ。」
有希ちゃんが一番悦ぶ場所を擦り上げる為に、僕は有希ちゃんの膝裏を掴んで目一杯開脚させてから激しく腰を動かした。
「ひっ……あ……」
びくびくと身体を震わせる有希ちゃんの反応を感じて、僕自身にも限界が近付いて来る。
「有希ちゃん………達きそう?」
「…………はっ…ぃ」
「いいよ。僕も……達きそ……。
ね……一緒に…っ………」
そう言って有希ちゃんの最奥に白濁を吐き出すと、その熱を感じた有希ちゃんも背中を仰け反らせて絶頂に飛んだ。