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I'd love to

第1章 第一章


「はぁぁ とっても楽しかった!」

「そう…ですか。よかったです」

残念だが自分はそれどころではない。自分はいつ鶴丸が驚かしてくるのやらと思い案内中ずっと気を張っていたため、とても疲れてしまった。

「そうか良かったな。次はもっと喜ばせてやるぞ」

「フン。鶴のような者が案内人ではつまらぬだろう。どうだ蛍、次は俺が案内をしてやろう」

(いやいや。そう何回も案内は必要ないですし…っていうか貴方達に案内などできる訳がないでしょう)

鶴丸はことあるごとに驚かしてくるし、三日月はすぐ休憩といって縁側に座り込む。そのため三十分で終わる筈だった事が九十分も伸ばす二人に到底案内人など務まるはずがない。

「この平安生まれめ!」と一期は最後に心の中で二人に毒を吐いた。
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