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隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第5章 5章





及川side


奈々ちゃんがいじめられていた

本人は全く傷ついた顔をしてないけど
完全に俺のせいだと思った


俺が今日迎えに行かなければきっとこんなことになってない

そう思って俺は謝った

『ほんとだよー、すごい迷惑だったしうざかった
女の子の奇声うるさいし』



そう言われて当然なのに胸がいたんだ

けどこのあとの言葉を聞いて俺は本当に救われた


多分この瞬間本当におれは奈々ちゃんが
好きになったんだとおもう


『笑ってよ!』


そう奈々ちゃんは俺にいってくるけど

それは俺のセリフだよ

奈々ちゃんに笑ってほしい
出来ることなら俺の隣で俺のおかげで笑って欲しい


なんて思ってしまい
自分の独占欲の大きさに驚いた


けど好きだと思えば思うほど抱きしめたくなってしまい

俺は自分でも気づかないうちに
奈々ちゃんを抱きしめていた


もちろん岩ちゃんに引き剥がされちゃったけどね



でも良かった思いっきり突き放されなくて
もしかしてこれって脈あり?


そんな舞い上がって奈々ちゃんを見ると
奈々は下を向いてプルプル震えていた



及「もー奈々ちゃん
及川さんに抱きしめられたのそんなに嬉しくて照れちゃってるのかな?☆」


そういうと思いっきりお腹を殴られ

奈々ちゃんは少し先にいるマッキーとまっつんのところに行き
まっつんに泣きついた


え、まって抱きしめたこと怒ってる?


『…だったのに…』


松「ん?どうした??」

花「おい、松川場所変われ」

松「やだ」



『初めてだったのに!!!徹先輩のばかあああ』


そう叫ばれて

お腹はすごく痛かったけど一応鍛えてるし


申し訳ないなという気持ちがあふれる中
少しだけ初めてという言葉に喜んでしまった

けどここは素直に謝らないと許してもらえなさそう


及「ごめん、奈々ちゃん
どうしたら許してくれる??」


『…パフェおごってくれたら許すよ』



条件まで可愛すぎるこの子
本気で俺と付き合ってほしいそう思っちゃった
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