第8章 8章
先輩達のおかげで
わたしはなんと笑った
なんか、みんな先輩たちも
喜んでくれてすごい嬉しかったけど
恥ずかしいから練習始めてもらった
そういえばなんでわたし笑えたんだろう
目標としては合宿前に笑う予定だったけど
少し過ぎたけど結果オーライ
わたしはトイレに走って鏡で
さっきのことを思い出してわらってみた
けど……全然できないんだけど!!!
わけわかんない!!
イメージはあるのに全然自然じゃない
なにこれ顔引きつってるし笑えてないよ!
えーさっきのは幻なのかな
仕方ない部活もどろ…
体育館に戻るとみんながレシーブの練習をしてた
レシーブはなんか三年生の先輩がやっぱりうまい
なのにそれに満足することなく
練習してる姿が輝いてて
なんか、青春ぽいなって思ったり
そしてそのまま
試合形式の練習をしてその日の練習は終わった
花「奈々ー、疲れたから元気ちょうだーい」
そういってわたしの頭に両手をのせて
全体重かけてくるの貴大先輩
なんかこれはもう日課
貴大先輩は練習後に必ずわたしのところにくる
でもそのときの対処法が見つけらんないから
そろそろ誰かおしえてほしい
花「ねーね、夜ご飯食べたあとさ
みんなでなんかするんだけど、奈々もきなよ」
確かにあの部屋でずっとひとりは寂しいかも
『いきたい』
花「よっしきまり!
奈々がくるならとびっきりのヤツ
用意しとこうかなぁー」
そういいながら楽しそうに去ってく彼
とびっきりのって、なんの話だよ
近くにいたはじめ先輩に聞いてみる
『ねぇ、ご飯食べたあとになにするの?』
岩「は、お前来んのかよ!?」
『え、だめだった?』
ちょっとショックだなぁ
岩「いや、そういうわけじゃなくてな
まぁなんかあったら俺が守ってやるから
心配すんな」
え、まってそんな
はじめ先輩の守ってやる発言が嬉しくて
怖いことするのかな
とか考えるのを忘れていた