第26章 流れに身を任せると・・・・・やばいっすよ
あ、ちなみに私は今、幹部しか着ることの許されていない黒いコートを羽織り、黒のパンツに黒のブーツ。それに、黒のレザーのチューブトップを着ている。・・・・・全身黒だ・・・・。
さすがに威厳を保つ?為に歩いているが、顔はにやけているだろう。そしてそのまま阿伏兎の自室に入った。
『あ~ぶ~とォォォ!!』
阿「うお!?ちょっ姐さん?今着替え中・・・・」
『別に半裸でも構わないって!!それより点心の狙ってる星・・・・・報告書見たよ!!』
半裸とか関係ないし。おっさんの半裸とかホントどうでもいい。私はキラキラした眼で阿伏兎を見上げた。
阿「え?今頃?」
『ねぇ!地球がさ、点心の手に渡ったら、こっちのメンツがたたないよね!?だとしたらやばくない!?』
阿「そうっすね。・・・・・何考えてんですか?」
『え~?いやさ~・・・・このまま点心の事のさばらせるのも癪に触るしさ~』
阿「いやな予感しかしないんですがね」
『戦争(ドンパチ)ふっかけない?』
にこやかに笑って言う。
阿伏兎の額には冷や汗が浮かんでいた。
阿「・・・・そんな笑顔でそんな物騒なこと・・・・言うか?」
『い・う・の・よ!!私だから!』
阿「・・・・まぁ・・・・そうなるんじゃねぇか?団長に言ったら・・・・喜ぶ・・・・」
『喜ぶよね~!よっしゃァァァ!!そうと決まれば行動あるのみィィィ!!』
私は神威の所に走って行った。
もちろん廊下は歩きますが?