第15章 創痍(そうい)
恵土「おお~。
いいこと言うようになったじゃん」
風間「あなたの受け売りでしょうね」
恵土「え?そうなの?(きょとん」
風間「…少しぐらいは自分の偉大さを理解してください。無理でしょうが」
「なるほど。
あなたから見て高潔な人なんですね」
村上「あぁいう人になれたらいいなと思っています」
太一「俺もボーダーの中で一番尊敬しています!」
「貴重なご意見、ありがとうございました(ぺこり」
恵土「ぎゃあああああああ!!;
過去の映像がなんで!?;
小さい時のあれ、監視カメラで撮られてたものが!;」
小さい頃、全てを失った時の映像が公開されていた…
風間「少し体を起こしますか?」
恵土「うん!リクライニングお願い!」
ってことであげてもらうのだが
恵土「ふっふっふっ。
ここで上体を上げれば大丈夫だって証明できる!
いざっ!)
いっ!!!;(ずきぃん!!」
風間「痛みますか?」
恵土「う、うん;」
風間「これぐらいでどうです?」
恵土「それぐらいで大丈夫。ありがとう^^;」
がら
恵土「?」
小南「恵…土…(じわっ」
恵土「?何で目に涙浮かべてんの?」
小南「心配したんだからバカアアアアアアアア!!!;(涙&だきっ!」
恵土「いぎゃあああああああああああああああああ!!!;」
太刀川「あ、止めが入った」
風間「左側へ抱き着くのはやめて下さい」
小南「え?だって右腕には点滴があるでしょ?」
風間「左側に傷が集中しているからです。
三角巾とバストバンドもあるでしょう?」
小南「あ…
そういえば左肩亜脱臼って…;(青」
恵土「…大…丈夫・・;」
小南「眼が死んでるわよ!?;」
陽太郎「恵土…(涙&震え」
恵土「?」
陽太郎「死ぬほど心配したんだぞ!;
バカアアアアアア!!!!;(跳び付いてハグ!!」
恵土「いっ;
ああああああああああああああああああ!!!!!;」
米屋「お。ゴジラみたいな声」
恵土「誰がじゃゴラァ!;」
二人そろって左側から抱き着かれ、凄く痛かったそうな…;